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霧ケ峰スキー場料金見直し提案 諏訪市が再生検討会更新:2008-7-9 6:00
諏訪市は8日、同市郊外の霧ケ峰スキー場の再生に向けた検討会を市役所で開いた。市が運営する霧ケ峰リフトは利用者の減少で毎年多額の赤字を計上、立て直しが課題となっていることを受け、料金体系の見直しを提案。今冬から施行する方針だ。検討会ではリフト料金以外の課題についても多くの意見が出されたため、市は継続的に議論していく考えも示した。
検討会には市、地元の霧ケ峰旅館組合、強清水自治会、市スキー協会などの関係者約20人が出席。市側がスキー場の概要や課題について説明後、リフト料金の改定案を示し、意見を求めた。
改定案では、冬山リフトの1日券を現行3500円から2500円に引き下げ、新たに子ども(小中学生)・シニア(55歳以上)料金1500円を設定。シーズン券(大人1万5000円、子ども・シニア1万円)も設ける。また、毎月第3日曜日は「スキー子供の日」として中学生以下の1日券を無料にする。夏山リフトは現行片道券180円を200円に、往復券300円を400円に引き上げる。
リフト料金は「ファミリーゲレンデ」をうたいながら子ども料金の設定がないなど、割高感が指摘されていた。今回の改定で割高感の解消を図り、利用者の増加につなげていきたい考えだ。ただ、料金設定については出席者の意見が分かれたため、16日に開く次回に改めて協議し、集約することになった。了承が得られれば、市議会9月定例会に関係条例の改正案を提出する見通しだ。料金改定は1996年度以来という。
霧ケ峰リフト利用者は91年の約76万6000人をピークに減少。リフト事業の累積赤字は約3億円に膨らんでいた。このため、市は昨年度末に一般会計からの繰り入れで累積赤字を解消。検討会はこの機にスキー場の課題を整理しようと関係者に呼び掛けて初めて開いた。
今回は料金改定が主な議題となったが、ほかにも修学旅行の誘致やニュースポーツの導入など、スキー場再生に向けた課題が挙がった。出席者からはスキー場全体の方向性について継続的に議論を行っていく必要があるという意見が出され、市も前向きに対応する考えを示した。
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信毎から補足:91年の76.6万人をピークに減少。07年は36.7万人だった。
霧ケ峰は私が中学生の時のスキー教室で人生初ゲレンデスキーをしたスキー場です。
初スキーは小学生で、近くの川の土手の法面で直滑降です。
多分利用者集計に私もカウントされているとは思いますが、お金払ったことありません(笑)
滑るのは市内の小学生のスキー教室の臨時講師で呼び出される時なので。
また人数のカウントは延べ利用者ではなく、延べリフト乗車人数と思われます。
他の集計資料とは単純比較できない資料を作るのが霧ケ峰らしい、、、と言えばそれまでか(笑)
まだ検討段階にせよ2,500円は妥当な線かも。リフト2本+サンキッド1本と書けばそこそこのスペックに見えるが、如何せん斜度と距離が、、、。類似スペックの大町の方が5倍くらいいいかも?
低価格路線というか価格破壊のYANABAが06/07年標準1日券3500円で1.7万人⇒07/08年1,000円で5.1万人で前年比307%という結果を残しています。半日券・ナイター・子供等考慮して0.75×@3500×1.7万人=4462.5万円が@1000×5.1万人=5100万円(あくまで勝手な推測ですが)と値下げしても増収!というように霧ケ峰もなれば良いのですが。
料金面以外には、スノーボードの受け入れをもっと積極的すればいいのにと思います。ボードしない人が言っても説得力がありませんが、現状ではボードに冷たいゲレンデですので。斜面・距離的には初心者には向いてると思うし、パークやウェーブ作れば、距離の短さからハイクよりはリフト乗ったほうがいいか、という効果がありそうな感じがするので。