本日は終日真面目な視察オンリーです。内陸の標高の低い地域なので連日36~37度の灼熱地獄が続いているようです。途中で倒れないように祈るばかりです(汗)
本日の視察ルート
本日の視察ルート
韓国第4の大都市「テグ広域市」のクリスタルホテルからの眺めです。丁度朝の通勤時間帯のようで、片道5車線の道路は車で埋め尽くされています。またテグは韓国で一番暑い都市と言われているそうで、朝からまとわり着くような暑さと湿気です。この日の日中は40度近くまで上がったそうです。最近は韓国でも核家族化が進んで来て、若い世代は一戸建てではなくマンションを好むそうで、新しい高層マンションが林立しています。テグ市人口は240~250万人だそうです。
テグ市の北に位置する苗木屋さんのM9-T337(わい化台木)の圃場です。二代目の45歳の社長さんに現地説明してもらいました。この圃場は約20aで取り木ベットを作って2年目の今年は3万本位の台木が取れそうだとの事でした。直ぐ近くには高層マンションが見え、ベットタウン化が進んでいるようでした。また韓国では35%位がクリスチャンとの事で、町の中至る所に教会の十字架が見えました。
45歳の二代目社長さんに二年生苗木圃場を案内してもらいました。中央通路の左右にM9-T337とM26を台木にしたカットツリー方式の二年生苗が列間1m×株間20cmで植えられていました。樹冠下は黒マルチを敷いて雑草を押さえ、通路は除草剤を使って清耕状態を保っているとの事でした。台木部は20cm、一年生の品種1本棒を40cmでカット(=地上部60cm)し、それ以上の高さからビーエー液剤を使って側枝を発生させています。概ね20本以上の側枝が発生するようです。防除は3列毎にしているとの事でした。
日本では苗木を真直ぐ伸ばす為に支柱を使っていますが、こちらの苗木屋さんでは紐2本で苗木を挟むようにしてありました。列の奥行きが長いので、中間の所々には細めの支柱を立てて紐が下がらないように補助してあります。所々に欠株があるのは凍害ではないかと思われます。水田転換畑のようなので、平らに植えると滞水の影響を受けるので、畝をたてて水分の影響を受けにくくしているようです。
トールスレンダースピンドルの樹形の高密植のわい化栽培をしている園地の視察です。
日本で言う普及センターの皆さんも駆けつけてくれました。
新植した園地の方での質疑応答です。側枝を下垂させる方法については錘をぶら下げて下げるとの事です。果実が大きくなってその重みで下垂するようになれば撤去するようです。新植間もない状態ですが樹高は見上げるような高さになっています。
圃場での視察を終えてバスまで戻ります。土手の上から新植した園地を俯瞰的に眺めながら歩けました。
圃場の概要について園主さんからの説明を聞きました。10年近い樹齢の高密植わい化園です。
高密植わい化用にトレリスを立ててあるので通路幅が狭く、高密植でりんごの壁が出来上がっているので列間の移動もままならず、通路に溜まってしまい近くで話が聞けませんでした(汗)奥行きが長いので移動も大変です。もう暑さでフラフラでした。ガイドさんの話だと40度近くまで気温が上がっていたそうですorz
メグラー根性を出してテグ市内探索です。まずはホテル前の地下鉄駅へ
近くには市場のような所もありました。地図にはなんちゃら「農協」の支店とあったのですが・・・
水道水は飲まない方が良い、との事なので飲料は購入になります。規模は小さいのですがコンビには沢山あります。7-11が一番多かったかな?ホテル近くはファミマでした。日本語は通じませんでした。(お釣りが足りなかったぞ!と言う人多数。誤魔化されたか?)
既に大汗をかくような高温の中ですが出発です。
1時間ほどで最初の視察地の苗木屋さんに到着
日本語⇒英語⇒韓国語⇒英語⇒日本語なので時間がかかりますorz
1年生苗の圃場
苗木屋さん建屋
取り木圃場
接待もしてくれました(笑) スイカを薄く切るのは韓国では標準のようです。この後2箇所でもスイカを出してくれましたが、同じように薄切りでした。
車で移動して、側枝が発生した2年生の苗の圃場にきました。
支柱は端っこだけで、紐を使って苗が直立するようにしてありました。
苗木園で樹高が低く日陰が無いので暑い暑い。約10分ほどで退散です(汗)
180度パノラマを上下2枚で合成してみました。
バスで1時間ほど移動して、高密植わい化栽培をしている農家の1軒目を訪問です。
まずは園地の様子をパノラマで。
1軒目のりんご農家。見るからに樹高が高いです。正にトールスレンダースピンドルです。
園主さん 他
果実や台木など。小池先生曰く「栽培許諾した覚えは無い!」はずのシナノスイートも。半数が400gを越える大玉生産をしているとの事。標高150m位の所ですが着色するのかな?「甘紅」は韓国の品種です。ふじはイタリアから導入した「キク系」だそうです。
選果機とか資材とか。これがあると言う事は系統出荷ではなく贈答がメインかな?
SSは交換用のタンクもあって、高さを稼げるアタッチメントも付いていました。
園地 他
新植園 他 緯度はほぼ同じ、経度は-10度位
30分ほどバスで移動してやっと昼飯となりました。日本人がほとんど来ない地方の町なので、辛さは半端無いです。現地ガイドさんでも「辛かった~」と言うくらいでした。偶然ですが香川県からこちらの方と結婚した日本人の店員さんがいました。最初はハングルが判るようになったかと勘違いしました(苦笑)
視察はこれにて終了。釜山市のホテルへ向かいます。
酒類は非常に安く、小売店でビール/焼酎/マッコリが@150程度。店でも@250程度でした。
テグ市の北に位置する苗木屋さんのM9-T337(わい化台木)の圃場です。二代目の45歳の社長さんに現地説明してもらいました。この圃場は約20aで取り木ベットを作って2年目の今年は3万本位の台木が取れそうだとの事でした。直ぐ近くには高層マンションが見え、ベットタウン化が進んでいるようでした。また韓国では35%位がクリスチャンとの事で、町の中至る所に教会の十字架が見えました。
45歳の二代目社長さんに二年生苗木圃場を案内してもらいました。中央通路の左右にM9-T337とM26を台木にしたカットツリー方式の二年生苗が列間1m×株間20cmで植えられていました。樹冠下は黒マルチを敷いて雑草を押さえ、通路は除草剤を使って清耕状態を保っているとの事でした。台木部は20cm、一年生の品種1本棒を40cmでカット(=地上部60cm)し、それ以上の高さからビーエー液剤を使って側枝を発生させています。概ね20本以上の側枝が発生するようです。防除は3列毎にしているとの事でした。
日本では苗木を真直ぐ伸ばす為に支柱を使っていますが、こちらの苗木屋さんでは紐2本で苗木を挟むようにしてありました。列の奥行きが長いので、中間の所々には細めの支柱を立てて紐が下がらないように補助してあります。所々に欠株があるのは凍害ではないかと思われます。水田転換畑のようなので、平らに植えると滞水の影響を受けるので、畝をたてて水分の影響を受けにくくしているようです。
トールスレンダースピンドルの樹形の高密植のわい化栽培をしている園地の視察です。
日本で言う普及センターの皆さんも駆けつけてくれました。
新植した園地の方での質疑応答です。側枝を下垂させる方法については錘をぶら下げて下げるとの事です。果実が大きくなってその重みで下垂するようになれば撤去するようです。新植間もない状態ですが樹高は見上げるような高さになっています。
圃場での視察を終えてバスまで戻ります。土手の上から新植した園地を俯瞰的に眺めながら歩けました。
圃場の概要について園主さんからの説明を聞きました。10年近い樹齢の高密植わい化園です。
高密植わい化用にトレリスを立ててあるので通路幅が狭く、高密植でりんごの壁が出来上がっているので列間の移動もままならず、通路に溜まってしまい近くで話が聞けませんでした(汗)奥行きが長いので移動も大変です。もう暑さでフラフラでした。ガイドさんの話だと40度近くまで気温が上がっていたそうですorz
メグラー根性を出してテグ市内探索です。まずはホテル前の地下鉄駅へ
近くには市場のような所もありました。地図にはなんちゃら「農協」の支店とあったのですが・・・
水道水は飲まない方が良い、との事なので飲料は購入になります。規模は小さいのですがコンビには沢山あります。7-11が一番多かったかな?ホテル近くはファミマでした。日本語は通じませんでした。(お釣りが足りなかったぞ!と言う人多数。誤魔化されたか?)
既に大汗をかくような高温の中ですが出発です。
1時間ほどで最初の視察地の苗木屋さんに到着
日本語⇒英語⇒韓国語⇒英語⇒日本語なので時間がかかりますorz
1年生苗の圃場
苗木屋さん建屋
取り木圃場
接待もしてくれました(笑) スイカを薄く切るのは韓国では標準のようです。この後2箇所でもスイカを出してくれましたが、同じように薄切りでした。
車で移動して、側枝が発生した2年生の苗の圃場にきました。
支柱は端っこだけで、紐を使って苗が直立するようにしてありました。
苗木園で樹高が低く日陰が無いので暑い暑い。約10分ほどで退散です(汗)
180度パノラマを上下2枚で合成してみました。
バスで1時間ほど移動して、高密植わい化栽培をしている農家の1軒目を訪問です。
まずは園地の様子をパノラマで。
1軒目のりんご農家。見るからに樹高が高いです。正にトールスレンダースピンドルです。
園主さん 他
果実や台木など。小池先生曰く「栽培許諾した覚えは無い!」はずのシナノスイートも。半数が400gを越える大玉生産をしているとの事。標高150m位の所ですが着色するのかな?「甘紅」は韓国の品種です。ふじはイタリアから導入した「キク系」だそうです。
選果機とか資材とか。これがあると言う事は系統出荷ではなく贈答がメインかな?
SSは交換用のタンクもあって、高さを稼げるアタッチメントも付いていました。
園地 他
新植園 他 緯度はほぼ同じ、経度は-10度位
30分ほどバスで移動してやっと昼飯となりました。日本人がほとんど来ない地方の町なので、辛さは半端無いです。現地ガイドさんでも「辛かった~」と言うくらいでした。偶然ですが香川県からこちらの方と結婚した日本人の店員さんがいました。最初はハングルが判るようになったかと勘違いしました(苦笑)
視察はこれにて終了。釜山市のホテルへ向かいます。
酒類は非常に安く、小売店でビール/焼酎/マッコリが@150程度。店でも@250程度でした。
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