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長野県スキー場動画館
主に長野県内スキー場の滑走レポートを動画でお届けします。12/13にはPana社のHX-WA20投入。11/12にはDRIFT社のX170とGPSロガーを投入。08/09にはSANYO社のXacti CA8投入。それ以前は携帯電話のカメラ画像です。各レポートの最下部に1回前のレポのリンクがありますので、複数回訪問している場合は遡れます。    本文中の左右は特別に説明の無い限りスキーヤーズレフト・スキーヤーズライトと解釈して下さい。お気軽にコメント下さい。 非常に重くなってしまったので、対策として1画面の表示記事数を3記事とし、「続きを読む」形式にしました。右のプラグインで過去15記事まで確認できます。 08-03-20開設  サポートして頂けるスキー場さん居ませんか?
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09年5月 8日(金)掲載

 県内の主要スキー場24カ所の2008年度の利用者数が前年度比4・5%減の555万7000人となり、2年ぶりに前年度を下回ったことが7日までに、長野経済研究所(長野市)のまとめで分かった。12月は前年同月比4・8%増となったが、暖冬で雪が少なかったことなどが影響し、1―3月で利用者が伸びなかった。利用者数はピークだった92年度の38・4%に落ち込んだ。

 スキー場別で利用者が前年度から減少したのは20カ所。このうち、最も利用者が減ったのは富士見パノラマ(諏訪郡富士見町)で18・4%減。次いでヘブンスそのはら(下伊那郡阿智村)が16・7%減、白馬岩岳(北安曇郡白馬村)が16・2%減だった。

 一方、利用者が増えたのは4カ所。湯の丸(東御市)が5・4%増、栂池高原(北安曇郡小谷村)が5・4%増、北志賀高原(下高井郡山ノ内町)が1・4%増、サンアルピナ鹿島槍(大町市)が0・7%増だった。

 同研究所は「標高が高くて雪を確保できたり、団体の誘客がうまくいったりしたスキー場で利用者が増えた」としている。
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これだけだと判り難いので、資料の出所の長野経済研究所を見てみると元資料がありました。
「2008年度県内主要スキー場利用動向調査(速報)」をプレスリリースしました。
リンクは貼れないのに、コピペしたら見に行けるようです。

○ ポイント
・ 2008年度の県内主要24ヶ所のスキー場利用者数は、前年度を▲4.5%下回り、延べ5,557千人となった。
・ 2008年度は、一昨年同様、記録的暖冬・少雪となり、雪を確保できなかったスキー場では、その多くが利用者数を減少させた。
・ 前年度は9年ぶりに利用者数が増加したが、2008年度は利用者数は減少した。
・ ピークの1992年度と比較すると38.4%の水準であった。
・ 12月は暖冬・少雪で、オープンを遅らせたスキー場もあったが、雪を確保できた12ヶ所のスキー場では利用者数が前年を上回り、全体では前年同月比4.8%増となった。
・ 1月は後半から暖冬・少雪となり殆どのスキー場で利用者数が前年を下回った。2月、3月には雪不足に加え降雨の影響もあり、利用者数が前年を下回った。また、前年と違い2月に3連休がなかったことも利用者を減らした要因となった。
・ シーズンを通じて利用者が増加したスキー場は次の4ヶ所であった。「湯の丸」「サンアルピナ鹿島槍」「栂池高原」「北志賀高原(4スキー場の合計)」

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注目したいのはシーズン通せばマイナスですが、12月は+4.8%だったこと。スキー場へ行こうという潜在的な需要はあるのではないでしょうか。1月以降はまとまった降雪が無かったことや、金曜日に雨が降って土日が強風&吹雪&アイスバーンという繰り返しで日帰り者の出鼻をくじいた所が大きかったような気がします。
しかし、「同じく記録的暖冬だった2006年度に比べ、本年度は▲0.4%下回った。」との記述もありますので、一度機会を失うと再びスキー場へ、という気持ちも沸かなくなってしまったのでしょうか。
リフト待ちのストレス無しに滑れるのはありがたいことですが、スキー場が淘汰されるのも困ります。決して好きで廃スキー場滑ってる訳でもないし(苦笑)

シーズン通して20万人以上を集客できたのは以下のスキー場。
菅平高原 21.4万
斑尾高原 23.7万
軽井沢プリンスホテル 24.3万
野沢温泉 32.8万
八方尾根 35.4万
栂池高原 35.4万
白馬五竜 35.4万+47WSP 9.5万=44.9万
北志賀 57.0万 (竜王・よませ・高井富士・小丸山)
志賀高原 109.5万 (21スキー場合計・個別は不明)



 

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共通券化
今後の集客方法として複数エリアの共通券をもっと出してもらえるとありがたいですが、むしろ売り上げ配分でもめて?、共通券を廃止してしまう所が多くて残念です。今期使った王国共通券もピークでは8箇所滑れましたが、今期は6箇所となってしまいましたし。

八方・野沢はイメージ的にはもっと多いような気がしますが、調査期間が「12月~3月」なので11月と4.5月分はカウントされていないものと思われます。それにしても大幅減少は事実なので、寂しい限りです。
信州有賀峠 URL 2009年05月22日(金)13時33分 編集
ん~
横手&渋峠は、5/24まで滑れますヨ!
頑張りましょう。

志賀高原には良くいきますが、八方や野沢が少ないとは・・・

北志賀+αと白馬五竜+αが意外と頑張っているように思えます。

今シーズンは戸隠で10日滑走していますが、ランク外なのですね。

北志賀は、木島平&牧の入と共通券があると便利ですネ。
斑尾とタングラムは共通券があるので、33.9万ですネ。

白馬乗鞍&コルチナは以前はGWまで滑れたのに、シーズンが短くなって機会が減っています。

危うく廃スキー場メグラ~に、なってしまいそうな者より
cha-110 URL 2009年05月21日(木)20時14分 編集
一日平均20000人?
300万人という人数ですと、5ヶ月間約150日営業したとして、1日平均20000人の入り込みですか!ちょっと想像がつかない数字ですね…。
本当のスキーバブル期には、私は活動停止だったので判りませんが、それでも80年代後半でも自宅から白馬まで行くのに、年末とか三連休などは塩尻峠の下りから渋滞が始まり、白馬まで繋がっていた記憶はあります。朝4時に出て八方到着が11時とかザラでしたorz
それを思うと今は隔世の感ですが、スキー場が健全に経営を存続できる客数の確保はしてもらいたいものですね。
信州有賀峠 URL 2009年05月15日(金)15時13分 編集
無題
以前は東京に住んでいましたので苗場によく行きましたが、この年の苗場は300万人とあります。理解を超える数字です。
白馬五竜のチャンピオンコースは一人ひとこぶ状態でしたよ。この時期、八方へは行きませんでした。あまりの混雑で、八方へ行きたいなどと言う人はいませんでした。
motocafe URL 2009年05月14日(木)12時50分 編集
正に絶句
という感じですね…。135万人の入込みがあった頃は噂に聞く、黒菱や兎平の1コブに一人立っていたという頃でしょうか。それを思うと現状の35万人というのは寂しい限りですね…。

リンクを張っていただいた資料で見ると、今期ホーム的に行っていたしらかば2in1が20万人の大台を割ったのも初めてのようです。それなりの賑わいはあったような気がしましたが、リフト待ちが皆無であったことを考えれば、やはり、という感じはしますね。
信州有賀峠 URL 2009年05月14日(木)12時30分 編集
無題
シーズン別スキー場入り込み数一覧http://www.geocities.jp/kazu_atm/irikomi.htm
を見ると、
92-93シーズンを見るとすさまじい数字です。八方は135万人とあります。ここにある数字が正確かどうかはわかりませんが、まったく違うということもないような気がします。長野オリンピックのあった98年には57万人まで落ち込んでいますが、これはオリンピック開催による回避によるものですね。しかし、この16年でここまで落ちるのか・・・絶句ですね。入場者数だけで言えば、八方はもう日本代表格とは言えませんね。

motocafe URL 2009年05月13日(水)20時18分 編集
>太陽の影さん
何事も平年並み、というのがありがたいですよね^^;
4/28は氷点下(-0.5)まで下がったかと思ったら、昨日5/10は真夏日一歩手前(29.4)まで上がったりと変化が大きすぎます。
来シーズンは是非「平年並み」であって欲しい物です。
信州有賀峠 URL 2009年05月11日(月)08時38分 編集
>くぁうーるさん
素晴らしい着眼点に目から鱗です。
2in1もそんなに混雑した~という感は無かったのですが、八方尾根や栂池の半分は確保していたんですね…。五竜&47は凄く混雑していたなぁという感じでしたが、合わせても2.4倍程度。意外な感じがしますね。
この資料は「主要24箇所」ですが、それでも1桁の万人台という所が多くさびしい限りです。
信州有賀峠 URL 2009年05月11日(月)08時32分 編集
>辰兄さん
ハンタマも▲10%ですか…。
比較的気楽に行ける日帰りでも、消費抑制行動が形になってしまったのでしょうか?来期と再来期、高速@1000効果がどんな形で出るか興味のあるところです。
信州有賀峠 URL 2009年05月11日(月)08時25分 編集
>まてぃさん
北志賀は…恐らく竜王の一人勝ちだとは思うのですが…もしここに木島平含めて共通券あったらスキーサーカスで楽しめるんですけどねぇ…。
信州有賀峠 URL 2009年05月11日(月)08時21分 編集
無題
天候だけはどうしようもできないですからね。
来季こそまともな積雪を期待したいです。
太陽の影 URL 2009年05月10日(日)21時41分 編集
意外でした
八方って2in1のたった2倍?
あれだけ広くて2倍しか人がいないなら空いているのか2in1が混でいるのか…

以前行っていた乗鞍やおんたけがこんなに少ないとは…

本当に有名どころ以外は惨憺たる状況ですね。
条件が悪いところは淘汰されてしまいそうです。
くぁうーる URL 2009年05月10日(日)11時40分 編集
20万人以上は
すべて名のあるスキー場ですね。
こないだ栃木のハンターマウンテンの社員デモにレッスンを受けながら、いろんな話をしたのですが、人気のハンターも前年対比90%でスクールもそのようらしいです。
分析としては、ハンターのように都内からアクセスが良い(実はそうでもない)場所は、シーズンに10日以内の滑走者が多いそうです。
で、不景気になるとそのような方々は来なくなったり、来る回数が減る・・・それが一番の10%減と話していました。

どちらにしても、来期も経営悪化は免れない気がしますが・・・・・頑張れ!!と言う事しか出来ませんね。
辰兄 URL 2009年05月09日(土)23時02分 編集
そんな感じでしたね
雪が確保できたところはお客さんが押し寄せた感じです。
しかし、共通リフトのある五竜47、斑尾高原や志賀高原はわかりますが、共通でない北志賀を1つに計上するのは、なんか意図があるんでしょうかね?
まてぃ URL 2009年05月09日(土)22時12分 編集
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