軽井沢スケートセンター、来年3月末で閉鎖
9/20信毎掲載
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西武ホールディングス傘下のプリンスホテル(東京)は19日、北佐久郡軽井沢町千ケ滝にある「軽井沢スケートセンター」を来年3月末で閉鎖すると正式発表した。一帯での再開発を検討しているが、事業内容は未定。同センターは1956(昭和31)年にオープンし、今年1月の長野かがやき国体アイスホッケー競技会場となるなど、県内外のスケート愛好者に親しまれていた。
同センターは97年、国際大会も開かれた屋外リンクを閉鎖。現在は通年で氷上利用ができる屋内リンクと、遊技用の小規模な屋外リンクを備えている。同センターに隣接する77年開業の千ケ滝温泉ホテルの営業も来年3月末に終える。プリンスホテルは、同センター、同温泉ホテルとも「施設の老朽化」を閉鎖決定の理由に挙げているが、利用も伸び悩んでいたという。
閉鎖後について、同社広報担当者は「施設や土地の売却は考えていない。お客さまに満足してもらえる事業を展開したい」としている。従業員は周辺の同社系施設などで雇用する予定だ。スケートセンター敷地内にある日帰り入浴施設「千ケ滝温泉」の営業は継続する。
軽井沢町の佐藤雅義町長は「老朽化したホテルの閉鎖はやむを得ないが、アイスホッケー競技の発展のためにも、屋内リンクは継続するよう求めていきたい」としている。県アイスホッケー連盟の中村慎理事長は「閉鎖決定に言葉を失っている。特に長野市の子どもたちの夏季練習場が失われるだけでなく、国体やインターハイの県内開催にも大きく影響する。リンク確保の運動をどう展開していくか考えたい」と話した。
センターの閉鎖方針は5月に同社役員が記者会見で明らかにしていた。同社はこの日、日光プリンスホテル(栃木県)の営業も11月24日で終了すると発表した。
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松本市営野麦峠スキー場の施設、目的外使用の可能性
9/21信毎掲載
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松本市奈川の市営野麦峠スキー場で、リフト券販売などとして使用している施設「スキーセンター」について、国と県が目的外使用の可能性があるとみて調査を進めていることが20日分かった。施設は、合併前の旧南安曇郡奈川村が農水省の補助金を受けて農産物加工所として建設したが、5月の県の調査で加工所としての使用実態は確認ができなかった。市側は、旧奈川村が目的外使用の承認を得たとしており、県農村振興課が詳しい資料の提出を求めている。
施設は、鉄骨木造2階建てで延べ610平方メートル。設計と工事、備品購入に計9000万円かかり、半額は国が補助、残りの半額は村が辺地対策事業債を利用して負担し、1986年度に建設した。
市などによると、当時は夏場に村の女性たちがワラビや野沢菜を漬物に加工、出荷。冬場はスキー場のリフト券販売やスキーの貸し出し、レストランとして利用していた。加工品の売上高は次第に減少。スキー場関連施設としての使用は続いたが、加工所としての利用は減っていったという。
市によると、会計検査院が90年に同施設の監査に入り、目的外使用を指摘。これを受けて旧奈川村は改善計画書を提出し、目的外使用の国の承認を得たとしている。ただ、当時の記録がなく承認の詳しい確認ができていないという。
農水省関東農政局構造改善課は「県を通じて調べているが、許可なく目的外に使用しているとすれば基本的に問題がある」と説明。承認を得ない目的外使用が確認された場合、市は、補助金返還を求められることになる。
営業不振が続く野麦峠スキー場は今年、市が指定管理者の委託先を探し、9月に業者と5年間の契約を結んだ。県は7月、市に対し、同施設をスキー場の施設として指定管理者に委託しないよう指導していた。
市行政管理課は「今冬は建物が使えない前提での営業を目指す」としている。
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軽井沢は具体的に来シーズンをもって閉鎖が決定のようです。
記事ではスキー場の存在には触れていませんが、あの「エスカレーター」には乗っておかないと・・・。
軽井沢スノーパーク⇒軽井沢スケートセンター⇒番所ヶ原リフト乗車の一日コースで予定を組みましょうか。
一方、野麦峠は指定管理者の募集前に応募予定企業と市担当者の接触があった旨の報道もあったりで、順調な滑り出しにはなっていませんね。7月に訪問したときに看板類が撤去されていて不自然さを覚えたのですが、この記事で一応納得です。民間であれば遊休施設を有効に利用することは当たり前で問題ないのですが、補助金事業は制約が多くて大変ですなぁ。言ってる事は判りますがこれぞ正しく「お役所仕事」?色々大変ではありますが、新生野麦峠に期待しています!
9/20信毎掲載
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西武ホールディングス傘下のプリンスホテル(東京)は19日、北佐久郡軽井沢町千ケ滝にある「軽井沢スケートセンター」を来年3月末で閉鎖すると正式発表した。一帯での再開発を検討しているが、事業内容は未定。同センターは1956(昭和31)年にオープンし、今年1月の長野かがやき国体アイスホッケー競技会場となるなど、県内外のスケート愛好者に親しまれていた。
同センターは97年、国際大会も開かれた屋外リンクを閉鎖。現在は通年で氷上利用ができる屋内リンクと、遊技用の小規模な屋外リンクを備えている。同センターに隣接する77年開業の千ケ滝温泉ホテルの営業も来年3月末に終える。プリンスホテルは、同センター、同温泉ホテルとも「施設の老朽化」を閉鎖決定の理由に挙げているが、利用も伸び悩んでいたという。
閉鎖後について、同社広報担当者は「施設や土地の売却は考えていない。お客さまに満足してもらえる事業を展開したい」としている。従業員は周辺の同社系施設などで雇用する予定だ。スケートセンター敷地内にある日帰り入浴施設「千ケ滝温泉」の営業は継続する。
軽井沢町の佐藤雅義町長は「老朽化したホテルの閉鎖はやむを得ないが、アイスホッケー競技の発展のためにも、屋内リンクは継続するよう求めていきたい」としている。県アイスホッケー連盟の中村慎理事長は「閉鎖決定に言葉を失っている。特に長野市の子どもたちの夏季練習場が失われるだけでなく、国体やインターハイの県内開催にも大きく影響する。リンク確保の運動をどう展開していくか考えたい」と話した。
センターの閉鎖方針は5月に同社役員が記者会見で明らかにしていた。同社はこの日、日光プリンスホテル(栃木県)の営業も11月24日で終了すると発表した。
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松本市営野麦峠スキー場の施設、目的外使用の可能性
9/21信毎掲載
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松本市奈川の市営野麦峠スキー場で、リフト券販売などとして使用している施設「スキーセンター」について、国と県が目的外使用の可能性があるとみて調査を進めていることが20日分かった。施設は、合併前の旧南安曇郡奈川村が農水省の補助金を受けて農産物加工所として建設したが、5月の県の調査で加工所としての使用実態は確認ができなかった。市側は、旧奈川村が目的外使用の承認を得たとしており、県農村振興課が詳しい資料の提出を求めている。
施設は、鉄骨木造2階建てで延べ610平方メートル。設計と工事、備品購入に計9000万円かかり、半額は国が補助、残りの半額は村が辺地対策事業債を利用して負担し、1986年度に建設した。
市などによると、当時は夏場に村の女性たちがワラビや野沢菜を漬物に加工、出荷。冬場はスキー場のリフト券販売やスキーの貸し出し、レストランとして利用していた。加工品の売上高は次第に減少。スキー場関連施設としての使用は続いたが、加工所としての利用は減っていったという。
市によると、会計検査院が90年に同施設の監査に入り、目的外使用を指摘。これを受けて旧奈川村は改善計画書を提出し、目的外使用の国の承認を得たとしている。ただ、当時の記録がなく承認の詳しい確認ができていないという。
農水省関東農政局構造改善課は「県を通じて調べているが、許可なく目的外に使用しているとすれば基本的に問題がある」と説明。承認を得ない目的外使用が確認された場合、市は、補助金返還を求められることになる。
営業不振が続く野麦峠スキー場は今年、市が指定管理者の委託先を探し、9月に業者と5年間の契約を結んだ。県は7月、市に対し、同施設をスキー場の施設として指定管理者に委託しないよう指導していた。
市行政管理課は「今冬は建物が使えない前提での営業を目指す」としている。
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軽井沢は具体的に来シーズンをもって閉鎖が決定のようです。
記事ではスキー場の存在には触れていませんが、あの「エスカレーター」には乗っておかないと・・・。
軽井沢スノーパーク⇒軽井沢スケートセンター⇒番所ヶ原リフト乗車の一日コースで予定を組みましょうか。
一方、野麦峠は指定管理者の募集前に応募予定企業と市担当者の接触があった旨の報道もあったりで、順調な滑り出しにはなっていませんね。7月に訪問したときに看板類が撤去されていて不自然さを覚えたのですが、この記事で一応納得です。民間であれば遊休施設を有効に利用することは当たり前で問題ないのですが、補助金事業は制約が多くて大変ですなぁ。言ってる事は判りますがこれぞ正しく「お役所仕事」?色々大変ではありますが、新生野麦峠に期待しています!
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