信毎08年11月19日掲載
建設業などのヤマウラ(駒ケ根市)は18日、伊那市西春近で経営してきたスキー場「伊那スキーリゾート」について、2008―09年のシーズンは営業を休止することを明らかにした。同社は既にスキー場経営から撤退する方針を関係者に示しており、名古屋市で同日開いた決算発表会見で、山浦速夫会長兼社長は「何とか後継企業を見つけたい」と述べ、「首都圏の集客力のある数社」と交渉しているとした。
スキー場からの収益は見込めないため、リフトや建物について処分可能な価格まで資産価値を減らす減損処理を行い、同日発表した08年9月期決算には特別損失2億2700万円余を計上した。
同スキー場は、西春近財産区などから土地を借りて1988年12月に開業。高速道のインターに近い手ごろなスキー場として親しまれてきたものの、この2シーズンは特に客の落ち込みが目立ったという。
同社の撤退方針に対して地権者は反発し、市議会などに存続を働き掛けるよう要望。市と市議会は存続を求めていた。小坂樫男市長は「道路整備などで市も協力してきた。1シーズン休むと今後の営業には大きな打撃になり残念だ」。西春近財産区の橋爪俊夫議長は「他社に経営が移ったとしても、ヤマウラには引き続きかかわっていってほしい」と話した
「首都圏の集客力のある数社と交渉しているとした」との事ですが、うまくまとまって欲しい物です。
アクセスが良く通常ならノーマルタイヤでゲレンデまで行けるメリットがあるスキー場ですし、
このまま閉鎖ではあまりにも勿体無いです^^;
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